SHINeeは「やけくそ」だったと思う。


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SHINeeは、何がすごいかというと、ズバリ「実力の高さ」である。それはデビュー時で既に。
「顔や身長は二の次!とにかく歌とダンスの上手い奴集めろ!」てことで、結成されたグループだから。
アイドルなのに圧倒的な実力を持ち、それだけでも充分なのに、更に練習しまくるその意識の高さ、真面目さ、人格のよさ、には感心するしかない。ほんとよく集めたと思うよ。

決して、よこしまなことを考えず、常に謙虚で努力を惜しまず、メンバーの仲は良く、地元の友達や実家の家族に長く会えなくても寂しいと思わず、休みがなくても不満に思わず、恋愛できなくても気にならず、給料は貰えるだけで有難いと頭を下げ、会社に対してもスタッフに対しても、もちろんファンに対しても、常に感謝と奉公の精神を忘れず、、、、の6年であったと思う。なんていい子たちだ!

て、これはおかしいだろう。そんな社畜、実際にはいない。
SMという巨大事務所に所属してるがゆえの、先輩後輩の年功序列バランス、及び活動時期や活動内容が絶対に被らないように処理されるってやり方に、アーティストとして嫌な思いさせられるのは、まぁ、まだ我慢できると思う。ま、要は我慢してるってことなんだけど。
まぁ、2~3年我慢すれば、そのうち順番が回ってきて、ばーんと賞をとらせてくれたり、ワールドツアーワールドデビューなども必ず叶えてくれる予定だから。それを信じてのことなの全部。

しかし、この予定が、大幅に狂ったのが彼らの不幸の始まり。
そう、2009~2010年の東方神起の事件。
そもそも「(SJではなく)東方神起の弟」との位置付けデビューだったSHINee 。
目の前で、直の先輩らがあれだけの造反を起こしたとなると、事務所としては、世紀の大番狂わせ。大騒ぎである。「いつかはトン」が合言葉(かどうか知らんけど)の彼らが、猜疑心&反抗心&虚無感&厭世観に浸りきっちゃうのは時間の問題で、事務所としては、一刻も早く、元に戻さねばならなくなっただろう。
私は、JYJに対して、あれだけ執拗に糾弾して芸能界から仕事を獲り、あそこまで徹底的に裁判の手を緩めなかったのは、事務所のメンツ(JYJ憎し)というよりも、どっちかというと、すぐ下に控えていたSHINeeに「裏切るとどうなるか」って事を嫌というほど見せておかねばならなかったからでは?と思う

予定なら、3年ほど早くSHINeeも、天下とらせてもらえたはずなのに、それより何より、新生トンをも一度、押しも押されぬスターダムに昇らせないといかん!という大事業が急務になった。
その間、少女時代を日本で売名できる機会に恵まれたり、EXOデビューの政治的準備(中国当局とのやりとり)に思いのほか時間と手間をとられたり、と、次々と番狂わせが重なり、かわいそうにSHINeeちゃんがその時間的ロスを全部被る被る羽目に。2~3年は堂々巡り仕事が、続いてしまった。意味もなく「ちょっと待っててね状態」である。ほんとかわいそう。

私は、その2~3年を、「やけくそ」だったに違いないと考えているわけである。
どうにもこうにも逆らえず、だからといって前にも進まず、ただそこにいてただ黙って練習を積む、と。無我の境地。まさに行。そりゃやけくそにもなりますがな。
この時期のインタビューなど、非常に精神が荒んだ発言が多く、変に冷めてたり変に真面目すぎたり、変に割り切ってたり、正直かわいげゼロだった。嫌いじゃないけど、何なの?何考えてるの? って感じで、いまいちも嵌りきれない忸怩たるものが確かにあった。

途中、日本デビューしたので、気が紛れるには、じゅ~~ぶんに忙しかったと思う。
あの時期、ショッピングセンターや路上ライブなど「どさ廻り」から始める活動は、ファンは我慢できなかっただろうが、結構本人達は、気が紛れてよかったのではと思う。
気が付けば、日本オリジナル曲もたくさんできてしまい、それがまた、憎たらしい程ハイレベルハイパフォーマンスで、唸っちゃうのもなんか皮肉なもんである。
今やホールツアーできるぐらいの日本キャリアになったし、日本側の会社も事務所も待遇よくなってきてるはずだし、本人たちがどう考えてのか知らんけど、SM側にしてみれば、本当に「ちょうどいい塩梅になったわ~」てとこであろう。(迷惑)

で。今年ついに。「やけくそ期間」が終了するようなのである。
東方神起を、兵役出す迄になんとかスターに戻すことに間に合ったみたいだし、少女時代は一周してきて(そのうちテコ入れせんといかんけど)まあ落ち着いてるし、暗礁に乗り上げてたEXOさんも難所を乗り越えお金かけて、なんとかモンスター新人グループに仕立てられたし、ってことで、
ここへきてやっと、SHINee一本推し解禁!である。 遂にお鉢が回ってきた!(使い方あってる?)

それを受けて、この春からの、なんかようわからん新曲ハイレベルの疾走感は異常である。
怪我人がでようと、欠席者が出ようと、とにかくアルバムリリースは遅らせない! テレビ出演も休まない!コンサートだってライブだって、出れるひとだけ行かせて仕事させます!という異常なリリースっぷり。
SMさん、やる気になったら怖いほど推します。

そんで先日は、とうとう、「MMA」の大賞とってましたわ。きっと年末の歌謡大賞も続々と大賞とると思う!
大賞とるのは嬉しいんだけど、先日は、全員「どんだけ泣くんや?」と引くくらい大号泣しちゃって、すごかった。あれはもらい泣きするね。あんだけ泣けるもんかね?てくらい泣いてた。放送事故並よ。
決して泣かないクールドライなテミンが初めて、公衆であんだけ泣いちゃうという、この意味は「彼は悪魔でも不感症でもなく、単に今までくっそーと思って我慢してただけなんだね」ということであって、やっぱり、この3年間の「やけくそ」を裏付けることになったのである(私の中で)。

我々は、ここから何を学ぶか?
そう。やけくそになるならなるで、最後までやけを捨てず、結果的に必ずいつか成功することの重要性である。
SHINee素晴らしい。




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by temuo | 2013-11-26 07:40 | Trackback | Comments(0)

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